さて、腹ごしらえも済んだところで、いよいよハイデルベルク城に向かいます。
ハイデルベルク城は山の上にあるので、ケーブルカーで移動です。
トンネルを抜けてケーブルカーは進みます。
数分で到着しました。
ハイデルベルク城です。
壁しか残っていない箇所もあり、窓枠の向こうに空が見えます。
街全体が見渡せる庭の部分に出ると、なぜか石で出来た踊り場の床に足跡がついています。
ガイドさんの話によると・・・
「お妃様が、若い兵士をベットに引き入れて浮気していたら王様が帰ってきて、
慌てた浮気相手が部屋の窓から飛び降りたときのものと言われています。」との事
ちなみに、この足跡に合う人は、浮気癖がある人らしいです。
もちろん合わせてみました。
やはり、社員6号の足にぴったりでした(笑)
冗談はさておき、ここから見下ろす街の景色は素晴らしいものでした。
城内に入ると222,000リットルの容量を持つワイン樽が設置されていました。
木製の樽としては世界一だそうです。
その昔、お城では毎晩のように宴が開かれていて、一日2000リットルくらいのワイン呑まれていたそうです。
そして、ワインを宴会場までポンプで送る仕組みがあったとの事でした。
ワイン樽の対面の壁には人形とコンパスと時計箱が飾られています。
コンパスは樽を製作したとき使われたものだそうです。
そこに飾られている人形について、ガイドさんから説明がありました。
これは、「ペルケオ」という人物で、お城専属の道化師との事。
一日で何本ものワインを飲む酒豪で、いたずらをしては、お城を訪れる人を楽しませる仕事をしていたらしく
写真に写っている時計箱も、実は、彼が使っていたビックリ箱なんだそうです。
そんな彼は、ワインばかり飲んでいたのに、ある人に水を勧められて飲んだら死んでしまったとの事。
うーん・・・
このハイデルベルク城の話はどこまでが本当なんでしょうね?
つづく